<自分を愛する>と言う事(第6回)
<自分を愛する>と言う事(第6回)
<先生と生徒>、<親とわが子>の人間関係において、私が望ましくない
と考えるパーソナリテイについて、その改善策を検討しています。
(二)自分の<気持ち>が、あまり感じられない人。
*あなたは、この文を読んだ瞬間、どう感じましたか?
「何のことだ?」と疑問に感じましたか?
「そんなバカな!」と憤慨を感じましたか?
あなたの心には、瞬間、瞬間、湧いては消えて行く<気持ち(感情)>が、必ず、あるのです。
川の流れのようです。
心臓の鼓動のようです。
休むことは、ないはずです。
<気持ち>は、同じものを見たり聞いたりしても、その瞬間、100人、100様の<感じ>があるはずです。人には、その人、特有の性格があるからです。
残念ながら、私達は、この自分の<気持ち(感情)>を、すべて意識する能力がありません。1秒に、10回の感情が発生したとして、その中の何回の感情を意識し、感じ取ることが出来るでしょうか?
この世に、自分の<感情>をじ取ることほど難しい事はないのです。
この事は、自分の心を見つめてみれば、誰でも納得する事が出来るでしょう。
*改善策。
集中力を高め、感覚をより敏感にし、感受性を強くして行く努力を続けることです。
どのようにして?
例えば、たくあんの、ぬかみそ付けを食べるとき、ゆっくりと、よくかんで、咬むごとに
変わってゆく味を、よく味わうことです。
最初は、「パリパリ感」⇒「塩あじ」⇒「甘み」⇒「酸味」⇒「とろとろ感」・・・。
何事も、こうした面倒くさいトレーニングを、コツコツと努力して続ける事によって、その能力は少しづつ高まって行くのです。
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15日、夕顔が、咲きました。
月下美人と同じように、一日花です。