お母さんのための<生き生き・子育て術>(第10回)
<お母さんと子供>の<気持ち、願い、の交流>によってのみ、子供の健全な心の成長が促進されるでしょう!
お母さんのための
生き生き・子育て術
(3)健全な心を育てるには?(つづき)
(3-1)<子供自身の生活に関する事>は、出来るだけ、子
供自身の力で、 やらせよう! 子供に判断させよう!
(3-2)何事も、出来るだけ、子供の好きにさせよう!
出来るだけ、子供がやりたいことをやらせよう!
(3-3)おとなの常識を、強制しないよう、注意しよう!
<しつけ>を、しないよう、注意しよう!
(3-4)<道徳>を教えないよう、注意しよう!
(3-5)<比較>しないように、注意しよう!
(3-6)対話している時、お母さんの<気持ち、願い>を、子供に伝えよう!
(3ー7)子供の<気持ち、願い>を、聴こう!
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今回は、ここからです。
(3-8)<お母さんの思い・願い>の中に、子供を閉じ込めないように、気をつけよう!
すべての人間は、<他人を、自分の思い・願い通りにしたい>と言う傾向が強い、と僕は思うのですがいかがでしょうか?
特にお母さんは、子供に対して、この傾向が強いようです。
そのため、<お母さんが、子供の自由を、お母さんの願いの中>に閉じ込めかねません。
この時、子供は、お母さんに、イヤイヤながら、あるいは、進んで服従することになりやすいのです。
自分の大事なお母さんには、反抗することが、なかなか出来ないからです。嫌われたくないからです。
あるいは、お母さんの願いを聞いていた方が、楽だからです。
自分で考え、判断するより楽だからです。楽をしたいのです。
不味いことが起こっても、責任を取らなくていいからだす。
母親のせいに出来るからです。
子供は、言います。言わないにしても、心では、そう思っているでしょう。無意識に。
「ママが、そうして欲しいなら、私、そうするよ」。
「私が失敗したのは、お母さんのせいだよ!」(不満)。
子供が、お母さんに服従した時、子供の成長は止まります。
こうして、生き生きしない<良い子>が、出来上がって行くのです。
これは、確実な事実だ、と私は思っているのです。
特に、人生の大きな節目となる、進学、結婚の時に、よくよく注意して欲しいのす。
お母さんは、お母さんの願いを、子供に強制しないで、子供に考えさせ、子供に判断させることが、子供の成長、幸福のために何より大切だと、私は信じているのです。
ここで誤解しないで欲しい事があります。
<子供に考えさせ、子供に判断させる>と言う事は、お母さんは、黙って見ているべきだ、と言っている訳ではありません。
お母さんが、自分の考え、経験、願いを、率直に子供に伝えることが大切であることは言うまでもありません。
お母さんが伝えたことが、子供が、その事を考える時の判断材料として役立ち、一人で考える時より、もっと豊かな判断が出来るかもしれないからです。 (つづく)
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(愛称 どんぐりおじさん)