お母さんのための<生き生き・子育て術>(第9回)
<お母さんと子供>の<気持ち、願い、の交流>によってのみ、子供の健全な心の成長が促進されるでしょう!
お母さんのための
<生き生き・子育て術>
(3)健全な心を育てるには?(つづき)
(3-1)<子供自身の生活に関する事>は、出来るだけ、子
供自身の力で、 やらせよう! 子供に判断させよう!
(3-2)何事も、出来るだけ、子供の好きにさせよう!
出来るだけ、子供がやりたいことをやらせよう!
(3-3)おとなの常識を、強制しないよう、注意しよう!
<しつけ>を、しないよう、注意しよう!
(3-4)<道徳>を教えないよう、注意しよう!
(3-5)<比較>しないように、注意しよう!
(3-6)対話している時、お母さんの<気持ち、願い>を、子供に伝えよう!
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今回は、ここからです。
(3ー7)子供の<気持ち、願い>を、聴こう!
対話している時、瞬間、瞬間の子供の<気持、願い>に心を傾けよう!
すべての人間の、すべての発言は、かならづ、次の二つの要素を、同時に、含んでいます。
(1)事柄、内容。
(2)気持ち(感情)と願い。
それなのに、私達は、殆どの場合、
(1)のみを<聞>いて
(2)を<聴>き落としているのです。
字を、よく見て下さい。
<聞く>・・・耳だけで、音波のみを捉えています。
<聴く>・・・耳と心で、音波を捉えています。
(1)も(2)も、大事なのですが、子供とのコミュニケーションでは、(1)より(2)がずっと重要です。
なぜなら、<気持ち、願いの交流>が、
お母さんと子供の関係を強め、
二人の間の信頼感を高め、
子供の成長を促進するからです。
例(1)
「ママ、僕、かさ持っていこうかな?」
<そうね、曇ってるし、迷っちゃうわね>
「そうなんだよ。(学校の)帰りに、雨に濡れるのはイヤだしね」
<そうだね。そこが迷うとこよね」
「天気予報じゃ、午後から雨だって言ってたよ」
<そうなんだ>
「僕、持ってくよ。かさ、そんなに重くないし」
<その方が、安心ね>
例(2)
「ママ、僕、かさ持っていこうかな?」
<3年生になったのに、そんなことも決められないの!>
「だってさ、曇ってるから、迷っちゃうんだよ」
<自分のことなんだから、好きにしなさい!>
あなただったら、この時、どのように発言しますか?
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(愛称 どんぐりおじさん)
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