人間関係とコミュニケーション (第32回)・・9月2日
夫婦の人間関係は、<気持ち(心)の交流>によってのみ、少しずつ、豊かになって行くでしょう!
(8)夫婦関係(つづき)
(8-1)<夫婦関係>の定義。
(8-2)二人の関係を、理想の関係に近づけて行くための条件(つづき)
(イ)対話の回数が、多いこと。
(ロ)双方が、相手の発言に含まれている<気持ち>を感じとること。
(ハ)その時、その時の、自分の<気持ち>を、コトバで、相手に、伝えること。発言すること。
(二)二人が、<気持ち(心)の交流>を心がけること。
(ホ)<私>と<あなた>は、別の人。
(へ)不満( 文句 )を、伝えよう!!
(ト)注意して欲しい事、いろいろ。
前回は、ここまで。
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今回は、ここから。
(チ)相手に対する不満が、二人の関係を深める!
さて、不満とは、何でしょうか?
それは、「自分の心が、満足していない」と言うこと。
彼は、彼女は「自分の心を、満足させたい」のです。
「不満のままでは、イヤ」なのです。
「どうすれば、自分の心が、満足するのだろうか?」
「自分は、どうしたいのだろうか?」
「自分の願いは、何なのだろうか?」・・・これを明確にしなければなりません。
彼「仕事で疲れて帰ってくるんだから、風呂ぐらい、沸かしといたら、どうだ!」
彼は、怒っています。不満です。
彼は、自分の不満を、チェックする必要があります。
「おれは、何が、気に入らないんだろう? 何が、不満なんだろう?」と。
そして、彼は気付きます。
「そうだ。オレは帰宅したら、すぐ風呂に入りたいんだ」と。
そして、彼は、彼女に、注文します。
「風呂、沸かしておいてくれないかな?」と。
ここから、二人の間で、コミュニケーション、対話が、始ります。
その結果、うまくいけば、お互いの理解が深まります。
決裂すれば、不満は強まります。
後日、仕切り直して下さい!
あるいは、キレイ、サッパリ、あきらめて下さい!
「風呂は、自分で、沸かそう!」。
<要点>
不満こそ、二人の理解を深めて行くための、大きなエネルギーとなります。
自分の不満、相手の不満を、大事にして下さい。無視しないように、注意して下さい。
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