どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

人間関係とコミュニケーション (第16回)

(7)<母と子>の人間関係


(7-6)母親の性格上の問題=ケース・スタディ=(つづき)


(ハ)母親が、子供の<気持ち>を、感じにくいケース。

このケースは、真っ先に、検討すべき問題だったと、今は、思います。遅ればせながら、これから研究しましょう。

気持ち>とは、<一瞬、一瞬、自分の心に、湧きあがっては、消えてゆく<感情と願い>です。

例えば、<嬉しい、楽しい、悲しい、好き、キライ、つらい、憎らしい、怒り、お腹すいた!、え?、 何?、・・・>。
<・・・したい、・・・したくない>。


なぜ、母親は、子供の気持ちを、感じにくいのでしょうか?

自分の気持ちを、感じないからです。
自分の
気持ちを、感じない人は、決して、他人の気持ちを感じる事が出来ません。不思議に思われるかもしれませんが、これは、事実です。少し考えてみれば、誰でも理解出来る事ではないでしょうか?

例えば、「嬉しい!」と感じた事のない人が、他人が「嬉しい!」と感じているのを、感じる事は、出来ません。他人の表情をみて、「喜んでいるらしい」と推測することは出来ますが、それは、あくまで推測であって、感じたのではありません。

<このような母親と子供>の人間関係は、どうなるでしょうか
コミュニケーション(対話)は、どうなるでしょうか


すべての人間関係において、最も大切なことは、二人の間に<気持ちの交流>が十分にあることです。お互いが、相手の持ちを、感じ会いながら、対話が進んで行く事が、人間の理想のコミュニケーション(対話)なのです。


子供の気持ちを感じにくい母親と子供の間では、<気持ちの交流>が、少ないのです。二人の間(あいだ)の通信は、しばしば、途切れてしまうのです。しばしば、通じなくなってしまうのです。通信不良です。

そうすると、どうなるでしょうか?
二人の心に、欲求不満が起こるのです。ストレスが、たまって行くのです。二人の人間関係が、こじれやすくなるのです。


困った事になりました。このこじれやすい関係を改善するには、どうしたら良いでしょうか?
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       ドングリおじさん


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