どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

人間関係とコミュニケーション (第14回)

いじめ問題を考えましょう!



(7)<母と子>の人間関係


(7-6)母親の性格上の問題=ケース・スタディ=(つづき)


(ロ)母親が、子供を、いじめるケース (その1)

一般に「母親が、子供をいじめる」と言えば、「母親が、子供の体を、傷つける」ことを言います。


しかし、「コトバによる暴力」も含めて考えることが、大切だと、私は思います。「コトバによる暴力」が、「肉体的暴力いじめ」に、つながって行く可能性が、とても大きいと考えるからです。


このような広い意味でのいじめは、子供が、幼少であれば、特に深刻な問題です。何としても防がねば、危険です。
乳幼児のいじめを、どのように発見し、防ぐ事が出来るかは、とても難しい問題なので、専門家にお任せするしかありません


子供が、保育園、幼稚園、学校に行っている場合でも、「いじめ」を発見できない場合が、しばしば起こっています。ここでは、この場合のみを考えたいと思います。


いじめは、なぜ発見しにくいのでしょうか? 体の傷が、外から見えないからです。しかし、いじめを受けている子供は、心も、かならず、傷ついています。


ですから、子供を預かる先生方が、子供の様子が、<変>であることに気がつけば、「いじめ」を発見し、これを、防ぐ事が出来ると思われます。


かならづ、何らかの変調があるはずです。
元気がない、はしゃぎすぎる、暴れる(物を蹴ったり、仲間をいじめる)、食欲がない、遅刻する、・・・・。


この記事をお読みになられた先生方!
どうか、このような、変調を見逃さないで下さい。
もし、疑わしい変調があったら、即、主任会議を開いて、対策を検討して下さい。
子供に聞くだけでは、ダメでしょう。子供だって、本当のことは、言わないかも知れません。家族に聞いても、かならず隠すでしょう。会議で、多くの先生方の知恵を出し合って、対応してすることが、一番、賢明ではないでしょうか?


とにかく、一番重要なのは、担任さんが、子供の変調に、きずく事ではないでしょうか?

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                     どんぐりおじさん


               takano2424@sky.plala.or.jp
         http://donguriojisan.muragon.com/



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