対話中心の<新・家庭教育論> (0歳~12歳)・・第5回
対話中心の<新・家庭教育論>
(0歳~12歳)
【Ⅰ】基本的なこと(つづき)
(6)“わたし”と“あなた”は別の人
これは、家族にとって、心の痛むことだと思います。
特に、お母さんにとっては。
しかし事実なのです。
生物体として、人間として、別の人なのです。
このことをお母さんが認めること、いや、認め切れなくて も、知っているだけでも、あなたの幸福にとっても、あなた の子供の幸福にとっても、重要な事なのです。
お母さんが、このことを認めないと
「あなたは、私の子供なのだから、私の言う通りにして当然 だ」と考えてしまうでしょう。
このように考えてしまうと、あなたは、子供の心を傷つけ る、次のような発言をすることになるのです。
*「あなたは、どうして、お母さんの言うことが聞けない の!」(怒り)。
*「お母さんの言う通りにしなさい!」(怒り。命令)。
(1)このような母親の発言が、母親と子供の両方に強い欲 求不満を引き起こすのです。
なぜなら子供はお母さんの言う通りになるわけがありま せん。
そこで親子の間に亀裂が入るのです。
(2)さらに、危険なのは、上記のような、お母さんの叱責 に、子供が負けてしまい
「ママの言うことは、正しいのだ。ママの 言う通りにし よう」と思ってしまう事です。
子供は、母親を尊敬しています。大好きです。
ですから、大抵の場合、こうなります!
母親の勝利です!
そして、不幸な「良い子」が、作られてしまうのです!
お母さんだけでは、ありません。
お父さんでも、他の家族の方でも、同じです。
私は、非常にキビシイ、非常識なことを書いています。
どうしても、書かずには、居られないのです。
私が「良い子」だったからです。
私が「良い子」だった体験から、どうしても、警鐘を鳴らさ ずには居られないのです。
私のような「良い子」を、作らないで欲しいのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どんぐりおじさんの
【気がかり、なんでも、相談室】(無料)
(開設・・H29-6-17)
「 チョット、話してみようかな」と思う方、
お気軽に、どうぞ!!
*一人で考えるより、二人で、一緒に考えましょう!
*相談内容・・・教育、人生、その他、何でもOK。
*メールでお知らせ下さい。
takano2424@sky.plala.or.jp
*秘密は、厳守します。
*かならづ、すぐ、返信致します。